絶景グレート・オーシャン・ロードを走ってみる [オーストラリア-南極 2018-2019]
2019年1月4日(金)、年末年始旅行7日目、メルボルン滞在6日目です。
何を思ったかメルボルン市内の宿を5泊しか予約してなかった^^;しかも気づいたのがメルボルンに来て何日か経ってからというお気楽ぶり(笑)
自由旅行なので航空券、レンタカーも宿もネットで予約してます。まず航空券を予約してから宿はとりあえず予約します。その際にキャンセル可能な宿にしておいてどんどん安くて条件のいいところに変更していくのですが、時々ダブルブッキングしたり今回のように一泊足りなかったりするわけで・・・
まぁ車があるので最悪は車中泊・・・って可能なのか???
メルボルンでの残り二日間はビクトリア州の西方面に行く予定なので目的地方面の宿はWinchelseaに。ネットでお安いとこを抑えました。
メルボルンはよいお天気です。
朝抹茶をいただいて
5日間お世話になったお部屋を掃除して出発です。
本日のお宿のあるWinchelseaまでは113km、車で1時間半ほどです。
展開の早い高速道路の表示にもだいぶん慣れてきました。
郊外にでるとのんびりと走れます。
途中の高速道路のサービスエリアで。区間によってはチャリOKみたいですね(笑)
マレーシアでも高速道路の横をチャリで走った経験ありです(笑)
高速道路の終点?で降りて
ずっと一緒だったハーレー(笑)早くツーリングの季節にならんかな。
とりあえず場所を確かめてチェックインしておきます。
建物はアメリカによくあるようなモーテルタイプ。
到着したのが昼時で忙しかったのかむっちゃ邪険にされました。
部屋は入ったところがベッドルームの一部屋のみ。
バスタブはなしでシャワーのみ。
簡単なキッチンの設備。恐ろしく古そうなオーブンレンジ(笑)
一泊でしかも夜に帰って来て寝るだけなので十分です。
部屋の前に車を停められるのはうれしい。
部屋に荷物を入れてたら再出発。途中で給油しておきますが、実は車のガソリンはほとんど入れたことがないという(笑)
えーと、スタンドには数種類のガスの表示がありますが違いがわからない^^;
近くで給油中の人を捕まえて違いを聞いてみたらハイオクの値の違いだそうです。
右から一番安いのが1リットルあたり125.9セント、137.9セント、144.9セント、ディーゼルは145.9セントでした。
ただ、レンタカーのX-TRAILにはガスの表示がない^^;
マニュアルを読んでもガスの種類の記載なし。
ってことでおすすめいただいた適当なのを入れときます(笑)その後、何事もおこらなかったのでこれでOKだったということで(笑)
料金は60リットル入れて47AUD(3,760円)だったので、1リットル63円!
スーパーに寄っておやつとフルーツを購入。
朝作ってきたゆで卵で軽食タイム(笑)
目的地はグレート・オーシャン・ロード、今回の旅の後半のハイライトになります。
(南極フライトもハイライトだったけどね)
グレート・オーシャン・ロードはすばらしい景観ということで人気のスポット。NZ在住の友人にもお勧めいただいて絶対に行きたい場所だけど、調べてみるとメルボルンからは距離があるためツアーで行く人が多いようです。でもツアーよりできれば時間が自由になる個人で行ってみたいと思ってたので、最後の一泊をWinchelseaにしたのは正解でした。
グレート・オーシャン・ロードに泊まればもっと満喫できるのですが、メルボルンに来てから計画したので安い宿はなかったので断念。来年は絶対に海際のロッジに泊まるよ(笑)
目的地のTwelve ApostlesまでGoogleMapでナビをセット。宿からもまだ114kmもあります。所要時間は1時間半。これじぁメルボルンから往復するのは絶対に無理だ^^;
しばらくは山の中を走ります。付近には国立公園とかあって、次の機会にはキャンプしてみたいなぁ(笑)
道は広くて走りやすいですが、制限速度が80kmとか。とても出せません^^;
あちこちで道路工事をやっていて、REDUCE SPEEDの看板が現れたと思ったらいきなりのでこぼこ道。道路標識を見て瞬時に判断するのって難しい。
マレーシアでは小さい車を借りていたけど、ここ、オーストラリアでは大きめの車でよかった。やっぱりX-TRAILは走りが安定しています。
走り始めるとちょっと曇ってきました。海岸線沿いに出る頃には雨パラ^^;
この海岸線沿いの道、グレート・オーシャン・ロードを走るのも今回の目的の一つでした。
Wikipediaによると、グレート・オーシャン・ロードはオーストリアの南東、ビクトリア州沿岸に走る道路(ジーロング~ウォーナンブール間)で、建設は第一次・第二次世界大戦の間の大恐慌の時期に帰還兵の仕事を政府が計画したとあります。
道路はすべてツルハシ、シャベル、ダイナマイトを使って人力で16年の歳月をかけて完成したと知ると有り難みが増します(ルート途中にモニュメントがありました)
トーキーから南オーストラリア州との州境にある街ネルソンまで、全長400kmの道です。
400kmといえば、浜松あたりから伊豆半島をぐるりと回って東京まで?狭い日本では比較対象となる海沿いを走れる道を見つけるのは難しいなぁ。
付近には奇岩が多く雄大な景観が楽しめます。灯台も楽しみの一つです。
その中でもハイライト中のハイライト!のTwelve Apostlesに行ってみます。
ポートキャンベラ国立公園の中にあるので、
無料のパーキングに停めて歩いて行きます。
この日は風が強くて高速道路に「Fire Ban Day」って垂れ幕があったので気になっていました。直訳すると「火禁止(笑)」。
私の解釈はあたってたみたいです(笑)
パーキングのあたりにも表示がありました。
おぉーいきなり切り立った崖が現れました。
風に削られて柱のように立つ岩の様子からキリストの12人の弟子、十二使徒と言われているようです。
日本の断層って斜めになっているところが多いですが、ここはまっすぐ、横の岩とも線がつながっているように見えるのが面白いです。
反対側にも、
断層の先まで歩いて行けるので行ってみます。
モヒカンのような岩がすぐ近くで見られました。
自然が作り出したとは思えない面白い形、いつまで見ていても飽きませんでした。
侵食は今も続き、崩壊したものもあります。
次に来た時はまた違った光景が見られるかも(笑)
少し走って次の目的地はロック・アード・ゴージ(Loch Ard Gorge)。
どこもパーキングが広くて無料なのがうれしいです(京都の観光地は混んでて高い!)
上から見ていてもかなりの迫力でしたが、
下に降りてみると更に絶景を味わえました。
砂が深くてあるきにくい。
洞窟の中に行くには勇気がいる(笑)
シップレックウォーク、
難破船にまつわる話が書かれています。
さっきビーチ側から見たのとはまた違った風景が見られました。
大迫力の岩と比べると
この風景の中の人間なんて本当にちっぽけな存在ですね。さっきの十二使徒もすばらしかったですが、ここも来てよかったポイントでした。
またまたグレート・オーシャン・ロードを走って
本日最後のポイント、ロンドンブリッジまで来ました。
2つの岩の間は・・・私の到着を待たずに崩落してしまったようです(笑)
日本の何倍もの広さのオーストラリアですから雄大だとは思ってましたが、正直言ってここまですばらしい自然が見られるとは思っていませんでした。
メルボルンの町中に留まらず、郊外まで足を伸ばせてよかったです。ポートキャンベラには次回はキャンプを兼ねてゆっくり来てみたいです。
帰りもグレート・オーシャン・ロードを走って
制限速度は80km~100kmですが、急カーブが多いのでとても最高速度まで達しませんでした(笑)
牧歌的な風景の中を走って
本日のお宿に戻ってきました。スーパーで買ってきたスープを温めて食べましたが、
イマイチでした(笑)
翌日もグレート・オーシャン・ロードへ。今日行けなかった灯台を目指します。
続く