鯖街道の終点で味わう鯖寿司「満寿形屋」 [Muddyfox MFB ④号機]
ça va?(サヴァ?)お元気ですか(笑)最近ハマっているサバ缶です(笑)
京都で三大祭り(葵祭り、祇園祭り、時代祭り)やハレの日の定番といえば鯖寿司。
画像は熊川宿のHPよりお借りしました。
鯖街道とは小浜から熊川を経由して滋賀県の朽木を通り、京都の出町柳に至る「若狭街道」のことですが、
現代でも京都市内から北陸自動車道の敦賀インターに抜ける最短ルートとして利用してることは前記事にも書いたとおりです。
京都市内冷蔵技術とかなかったその昔、若狭から京の都の朝廷へ18里(72km)の道のりを徒歩で鯖を運ぶわけですが・・・
18世紀後半からは多くの鯖が水揚げされ運ばれたことから「鯖街道」とも呼ばれるようになりました。
若狭でとれた鯖を腐らないようにお塩鯖にして、翌日の夕方に京都に着く頃にはちょうどいい塩加減になっていたそうです。
その塩鯖で作ったのが鯖寿司で、京都の町にはたくさんの”鯖寿司”のお店があります。甘口が好きな人、ちょっと酢飯の酸味がきいているのが好きな人とそれぞれご贔屓のお店があったり。写真はお気にの鯖寿司の一つ、御所雲月さんのもの。
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今日は鯖街道の終点にある「満寿形屋(ますがたや)」さんに行ってみます。
自宅から川沿いを歩いて、出町の三角州。付近の大学生のコンパの会場になります(笑)
橋のたもとにある石碑。京の七口の一つ、「鯖街道口」、このあたりが鯖街道の終点と言われています。
桝形商店街、入り口近くにあるふたばの豆餅屋さんは今日も大行列でした。
今どき珍しい?昭和レトロな雰囲気です。このあたりは京都御所の北方にあたり、洛中カーストでいえば上位に位置する場所(笑)高級住宅街をバックに控えてますが、物価が安いのでいつも賑わっています。
おでかけサイトのルトロンによると「京都・出町柳にある「満寿形屋(ますがたや)」は、創業100年を誇る老舗大衆食堂です。地下200mから湧き出た地下水を使って作る、元祖「鯖寿司」が名物。うどんなどとセットになったお得な定食も人気です。こだわりの素材を使い伝統の味を ...」と書かれています。
よく前を通るのに一度も入ったことがなかったのです^^;
最近の鯖寿司はノルウェー産が多い中、こちらのは豊後水道の鯖。それゆえ、一本のお値段は0.5諭吉という(笑)
では、早速味わいに行ってみます。
メニューの中で人気なのはおうどんと鯖寿司のセット。
横の人が食べていた京つけものが美味しそうだったのでサラダ代わりに頼んでみた(笑)
温かいキツネうどんと鯖寿司のセット
二切れの鯖寿司ですが、身が分厚い!
山椒の葉との相性もバッチリ。これはいいです!
冷たいおうどんのセットもありました。
リピしたいお店の一つになりましたが、問題は行列^^;
いつも開店同時に長い行列ができていて、なくなった時点で終了なので今まで行く機会がなかったわけです(笑)
Sunshine and Happiness