父の日と加賀屋へ親孝行旅行《2018年》 [旅行]
父の日を前にスケジュールを合わせて家族のお食事会に行ってきました。
場所はkellyちゃんが予約してくれはった、三井ガーデンホテル京都新町別邸の居様(IZAMA)
HPによると
新町筋界隈は、千年の都・京都にあっても特別な場所でした。江戸時代より呉服問屋の大店が軒を連ね、独特な佇まいを現在に伝えています。とりわけ、この地は旧松坂屋の京都仕入店でもあり、京都においても残された数少ない「大店の構え」を有しており、その建築は明治36年に建てられました。
表側は商家らしく質実な造りで、中庭をはさんだ居宅は数寄屋普請で、銘木・銘石を惜しみなく使用。とりわけ、「おくど」部分の小屋組み、欅の大黒柱などは、現在では造れないものでした。幾つもある坪庭や中庭には、風雪を重ねた銘石がさりげなく点在。また、ここは古えからの染織物を収集・研究する場でもありました。古代の裂地(きれじ)、江戸時代の小袖などが集められており、町家にはその息吹が満ちていました。
メニューは胡麻混ぜご飯、そばそうめん
おばんざい九種
冷奴、めばる煮付け、鱧と野菜の天麩羅、焼きナスのお浸し、蛸と胡瓜の酢の物。よもぎ田楽麸、赤味噌、汲み上げ湯葉、きんぴらごぼう、だし巻き卵、
家族のアルバムから想い出深い写真をピックアップしてアルバムにしてみました。重いアルバムは箱にしまったままですが、こうやって気軽に眺められる。父母の世代にはやはりこういう紙媒体がいいみたいでとても喜んでもらえました。
そして、本ちゃんの父の日にはマンゴーを届けてきました。
毎年、弾丸で宮崎の日南海岸へマンゴーの買い出しに出かけるのですが今年はスケジュールがあわなかった。
京都で買ったのですが、
ちょうど食べごろでおいしく食べていただけました。
備忘録として、春先に出かけた親孝行旅行の話。実はバイクでノトイチしていて、そういえば家族旅行の記事をアップしてなかったと気づいたわけでして(大汗)
最初の旅行は2014年の春にしまなみ海道から道後温泉へ、その後は家族旅行の思い出の地、倉敷や前回は去年の6月に広島県宮島への旅行でした。
毎年恒例になった我が家の親孝行旅行ですが・・・うちの「親孝行旅行」という定義は元の家族(父母+娘二人)で旦那さんたちはお留守番(笑)、費用はすべて実家の父が出してくれるという(笑)
一時体調を崩していた父ですが、何としてでも元気でいててもらわないととせっせと甘酒を届けていたら復活しはりました(笑)
今回の目的地は石川県の和倉温泉、加賀屋です。前回は大雪の中、母と二人で行った場所で良かったので今回は父とkellyちゃんも一緒に行くことになりました。
今回はハーレーじゃないですよ(笑)3月の寒波のあとで北陸道の山岳地帯は雪が残っていましたが、
敦賀を過ぎたあたりで日本海が見えてテンションUPUP。
越前そばの里でお蕎麦の試食。そば米が売っていたので買ってきました。
これ、おかゆみたいにして食べたらモチモチしておいしいんですよ。
お昼は金沢国際ホテルでランチのコースをいただきました。
白漆喰、黒瓦の海鼠塀の石川門。石川県のHPによると、石川門の建物の屋根がわらは鉛の板で葺いてあります。まず、木で屋根を作り、その上に、厚さ1.8mmの鉛板を張り付けて造ります。この鉛瓦の鉛には、少量(0.06~0.08%)の銅を添加してあります。銅を添加することにより、強さや硬さ、それに酸に腐食されないための耐酸性を高めます。なぜ、鉛瓦を使うようになったのかは分りませんが、江戸城にも使われており、江戸時代の古文書には、「鉛瓦を使用したのは名城の姿を壮美にするため」と書かれています。
有事の時にはこの鉛を集めて鉄砲の玉を作るとの説もあります。見た目もきれいだし実用を兼ねているんですね。
白壁に埋め込まれた黒瓦がアクセントになり満開の桜とのコラボは見事でしょうね。桜の時期にまた来てみたいです。
兼六園に到着。
池泉回遊式庭園というのは室町時代における禅宗寺院や江戸時代においては大名により多く造営された形式だそうですが、京都市内では有名なのは金閣寺ですが、個人的には渉成園がお気に入りです。
金沢の冬の風物詩である雪吊り、書くまでもないかと思いますが、雪害から樹木を守るのが目的で毎年11月から実施されるそうです。冬場に金沢に来ることがないのでやっと見られたって感じでした。
父と母のツーショットをいっぱい撮りましたよ。
ゆるキャラはビミョーって思うのが多くてあんまり好きじゃないんですが、
ひゃくまんさんはかわいいと思います。
金沢市内をチャリで散策してみたいけど、散策中に激坂発見^^;
見ただけで心が折れそうです(笑)
金沢のお土産には空弁の銘菓フェアで連続一位になったあんころ餅を選びました。
金沢市内から、お久しぶりの「のと里山海道」ですが、曇っていて残念。
国内ベストビーチで第一位になった「千里浜なぎさドライブウェイ」。
バイクや四輪で走れるビーチとして人気スポットですが今日はお天気がイマイチでだれも走ってませんでした。
ハーレーは錆びると困るのでいつも入り口だけです(笑)
数あるドライブウェイのお土産・・・買ってみたい気もしますが(笑)
私はお気にの芋助をゲット、シナモンの香りがしておいしいですよ。
本日のお宿、
和倉温泉の「加賀屋」に到着。
ハーレー乗りの支配人さんは?(笑)
お部屋は広いお部屋続きでもう一間ありました。kellyちゃんとbさんはこっちのお部屋ね。
もちろんお部屋から海も見えますよ。
お茶と和菓子をいただきました。
お部屋のお風呂からも海が見えますが、
夕食までに時間があったのでbさんイチオシの近くの総湯に行ってみます。
ここは源泉かけ流しではありませんが循環と併用で加温なしでです。
塩素は入っているかもしれませんが、bさんの指先センサーは反応しなかったので大丈夫そう。
さて、お待ちかねの夕食タイム。今日はお部屋食ではなく宴会のお部屋でした。
金澤柚子蜂蜜から始まって
ズワイガニ、
前菜は干口子、茶ぶりなまこ、能登娘添え、梅貝うま煮、ぶりいしる焼き、こんか鯖手毬寿司、白山堅豆腐サーモン巻き、玉子カステラ
吸い物は加賀丸いもすり流し、白子つみれ、菜の花
お造りはブリ、マグロ、イカ、タイ、甘エビ
煮物は合鴨治部煮、小芋、巻湯葉、結びすだれ麸、ほうれん草、
焼き物は能登いしる焼き、鯛、イカ、甘エビ、
台物、温泉蒸し、国産牛ロース、神馬草、湯葉豆腐、味噌ポン酢、
ご飯は石川県産コシヒカリ、ご飯の量がちょっと少なめだったのでしっかりおかわりしましたよ。留椀は白山なめことあかもくのお味噌汁。お漬物の盛り合わせ。
デザートは能登ミルク杏仁、イチゴ、能登志賀ころ柿、能登大納言、柚餅
どれも地元の食材を使った美味しいお料理でお腹いっぱいになりました。
食事の後は母がラテンショーを見たいというので一緒に行ってみました。
久々に聞くスペイン語の歌に学生時代を思い出しました(笑)
「大学時代にスペイン語を勉強したの」「少しだけ話せるの」「メキシコに行ったことがあるの」・・・こんな片言だけでしたが、横で聞いてた母親は「すごい!スペイン語も話せるんや」ってすごくびっくりしてました(笑)
とにかく場が盛り上がってよかったです(笑)
寝る前に加賀屋さんの温泉にも行ってみました。寝る前に入ったのが行けなかったのか、夜は暖房のきいた部屋が暑すぎて・・・布団を引きずって廊下で寝ていたという・・・夜中にお手洗いに起きた両親をびっくりさせてしまいました(笑)
2日目の朝、お天気下り坂ということで曇っています。
朝ごはんもいっぱい食べましたよ。
旅館の朝ごはん、特に干物がついてたりするとうれしい。
食事の後は出発まで時間があったので、2階の「弁天の湯」に行ってみました。ふぅ~朝から露天風呂って最高です。
加賀屋さんからは出発のときにお土産の栗餅をいただきました。
帰る途中に羽咋市にあるコスモアイル羽咋(はくい)に行ってきました。
レプリカでしょって思いますよね。
でも本物がズラリでしたよ。月の石はアメリカのワシントンDCのスミソニアン博物館に行った時に見ましたが、
スタッフの説明もテンポよく楽しく見学できました。
ちょうど雨ぽつだったけど、来てよかった施設ナンバーワンかも。
お昼ご飯は小松のホテルで。
昨日からずっと和食だったので洋食がおいしくいただけました。
帰りに敦賀の小牧かまぼこに寄って、焼鯖寿司を買ってきました。
今回のお土産・・・
次の親孝行旅行はどこかな。候補に上がっているのは長崎のハウステンボスだけど(笑)
楽しかった食事会や旅行の後ってちょっと切なくなるんです。
来年の今頃もこうやって父と一緒に御飯行ったり、旅行に行ったりできるのかなと。
今年の12月には90歳を迎える父ですが、まだまだ元気で長生きしてもらわないといけないので、これからも頑張って甘酒を作って届けますよ(笑)Sunshine and Happiness