目指せ!チャリで行くGW台湾最南端! [台湾 2019年GW]
2019年4月28日(日)、GW台湾旅行2日目です。GWスタート前夜から桃園空港まで来ていたのでまだ2日目?ってところで、本日が旅のハイライトになります。
前日にGIANTのレンタサイクルで恒春をサイクリングした続きです。
BE-PAL6月号が発売されましたね。
特集に「チャリ天国の台湾レポートから」なんていうのも掲載されていました。私達がチャリ旅を計画したのはもちろん6月号が出るまででしたが(笑)
ここは台北から南へ450kmほど、西海岸経由でも東海岸経由でもほぼ同じ。台南の高雄からもまだ100kmほど南になります。今回の旅のベースになる恒春古城街に3泊して
チャリで台湾の最南端を目指すことにしました。
朝ごはんは朝食券をくれるのでバスターミナル前のお店に行きます。
一枚50TWD(200円)、その日で使い切っても毎日1枚ずつ使ってもOK。です。
今日はデニッシュサンドと
チーズオムレツ。お茶もコーヒーも甘い・・・マレーシアもそうだけど、暑い国って甘い飲み物が好きなのね。
朝食を済ませたら、デザートタイムは前のバスターミナルで。
台電馬鞍山(台湾電力の原子力発電所がある)ところの水棒、いわゆるアイスですね)一本なんと15TWD(60円)
今日はとりあえず鳳梨檸檬(パイナップルレモン)味で(笑)果肉たっぷりでおいしかった!
幹線道路R26(南灣路)をひたすら南下。
所々にコンビニがあるので水分補給の心配はなし。
交通量はそこそこですが、
道幅が広くて右端は自転車専用レーンになっているので安心して走れます。
台湾の友人からもオススメしてもらってた南灣に到着。
バス停の時刻表、バスで来るなら9117か9188のバスです。
ビーチパラソルがはためき
もう真夏の景色です。
帆船石は海の向こうの名前も知らない場所を目指すために帆を揚げて出航の準備をしている帆船に似ていることから命名されました。帆船石は海水侵食の傑作であり、また岩質が比較的硬いため、海中でしっかり立って動かない様子を示しています。
石の形は能登半島の見附島に似てるけど、
海の色は湘南の秋谷の立石海岸に似てるね(笑)
町中は電動バイクを借りる人で大人気です。
緩やかなアップダウンを繰り返し、そのたびに海だー海だーと京姫は大騒ぎ(笑)
和歌山の潮岬に景色が似てるなぁ。K47の潮岬灯台が見えるあたりのことを思い出してたら、
本当に灯台が見えてきてびっくり(笑)
最初の目的地の台湾最南端「鵝鑾鼻公園(ガランピ・Elurabi Park)」の看板が見えてきました。
パーキングに停めて歩いていくことになりますが、パーキングの入り口に注目!強靭な鉄板の爪が(笑)意地でも出口からは入れないよって事でしょうね(笑)
灯台への途中に椰子の実が売ってました。これマレーシアでもよく飲んでましたが甘さすっきりでおいしいんですよ。ただしここでは観光地価格なのでやめとこと思ったんですが、
「美女専用」とか書いてあったら素通りできひん(笑)
灯台の公園へは入場料60TWD(240円)を支払って入ります。
台湾最南端の灯台、鵝鑾鼻(かランピ)灯台に到着。
スノーレオパードのレオちゃんも一緒です(笑)
日本統治時代に台湾八景にも選ばれています。
灯台の手前で、従者がおもむろに、得意そうに取り出したんは・・・
360度カメラのInsta360 one Xじゃありませんか!5.7Kのアクションカメラ!!いつの間に(笑)
Insta360 ONE Xは、5.7K (30 FPS)の360度アクションカメラです。オリジナル画質が高いため、360度撮影であらゆる方向を綺麗に記録します。動きの多いシーンの撮影においては、50 FPS (4K)及び100 FPS (3K)の撮影モードを選択できるため、激しい動きも滑らかに再生。またFlowState手ブレ補正機能により、カメラ単体で驚くほど揺れのない滑らかな動画を撮影できます。ONE Xをヘルメットや自撮り棒、ボート等、どこにつけても、プロ級の手ブレ補正をかけることが可能です。静止画は1800万画素。
従者が長い自撮り棒の先っちょに取り付けて歩いているところです。カメラを構えて歩くのは難しいけど、これなら片手に自撮り棒。もう片方のiPhoneで画面が確認できるのがいいです。自分の後ろで何が起こってるのか!見えるのが面白いですよ。動画を撮ったのでそのうちアップしようと思います(笑)
さて、この灯台の特徴ですが、回りにの塀に銃のための四角い窓があるため、武装した灯台と呼ばれています。
ネットによると灯台の起こりは1867年、バシー海峡を渡っていたアメリカ商船が鵝鑾鼻沖合いで遭難し、七星岩に乗り上げました。上陸した船長夫婦と船乗りたちは原住民の攻撃を受け、1人助かった中国人船乗りは高雄へ逃げました。羅發號事件と記されています。1871年には沖縄住民たちが遭難し、原住民に殺される八瑤灣事件が起こりますが、この事件は日本へ台湾割譲のきっかけを作った1874年の牡丹社事件につながります。こららの事件があってから1875年、イギリスがこの地に灯台を作ったというわけです。
完成したのは1883年。周辺には原住民が多く住んでいたため、
彼らからの攻撃を防ぐために溝や壁をめぐらし、水源も自給自足で賄ったため、世界で唯一無二の武装灯台となりました。
1895年、日本統治が始まってから、1904年には恒春で初めての電話が引かれました。第二次世界大戦時には灯台は爆撃で破壊されてしまいましたが、1947年に修復され、更に1962年の大修復によって、高さや光度が強化され、
現在は台湾全土で光力が一番強い灯台と言われています。
古い歴史に思いを馳せながら、
木陰でいただく冷たいお茶がおいしい。
たださっきまで曇っていたで油断してたのですが・・・にむっちゃいいお天気になってきてこれはやばいぞ!!
日焼け止めは塗っても汗で流れてしまうし、顔だけは絶対に焼きたくないので近くにあったお土産物屋さんで帽子を購入。
ここのおばちゃんは日本が大好き。もっと日本人が遊びに来てくれればいいのにって話していましたよ。
ゲートのすぐ横に最南端へ続く道があるのですが、塀が超えられないので両パーキングまで戻ることになります。
えらく遠回りになりました。
最南端の公園のパーキングに到着。
電動を含むバイクは有料。自転車は無料(笑)
まるで佐多岬に来たみたいだわ。
アコウやマングローブの生い茂る道をあるきながら
視界が開けたらそこは潮岬!いえ、
台湾の最南端のモニュメントがありました。
景色は串本の潮岬ぽいですけど(笑)
電動チャリやバスでも来れるけど、チャリで来たから達成感もりもり(笑)
ここではインスタ360のカメラは私が動画を撮ってみました。画像は自由に角度を変えられます。上から見たところにしてみたらドローンっぽい
最南端を満喫して、いよいよ本日最後の目的地へ向かいますが・・・
実はここからずっと上り坂(笑)これがバレると従者は絶対に行かないって言うから黙って出発(笑)
ルートは台湾を一周する環島自転車道1−20号線。
この先、ずっとまっすぐ台湾の東海岸を走っていくと、2月に行った最東端の灯台まで行ける。460kmかぁ~
午後の強い陽射しが照りるける中、
ずっと上り坂は辛かった。
でも救いだったのは道は広いし車も少ない。
なんせこの景色ですよ。
龍磐大草原に到着。
草原を吹き抜ける風が心地よく大汗もすぐに乾きました。
日本の観光地ならまず鉄製の頑丈な柵があるでしょうに。
ここからの見晴らしが半端ないですよ。
インスタ360のカメラで動画を撮りながら断崖絶壁に立ってみる(笑)
お天気が良すぎて大変なことになってますが(笑)あーあ、メルボルン以来、美白に勤しんだ2月3月の努力が水の泡(笑)
帰りは海岸線を少し走ったらちょっとショートカット。
一気に坂を下りおります。
遠くに灯台が見える別荘地。
ゲストハウスもありましたが、ここまでどうやって来るのかな。
眼下に海を見ながら一気に坂を下ります。
出てきた場所を覚えておこう。
墾丁の町中は夜市の準備か自転車道に屋台が立ち並び始め大渋滞。こちらもお疲れモードになってきて走行に気を使います。
海岸線沿いの道は景色はいいけど、強い西陽が照りつけ暑いのって・・・
もうちょっとで恒春の町ですが、手前のコンビニのフードコートで一休み。
宿に戻ってシャワーを浴びて、コンビニで見つけたアロエのクリームを塗り込みます(笑)
夜市を見て歩きながら・・・おーい、踏まれるぞ(笑)
コインランドリーで汗まみれの衣類をお洗濯。
牡蠣入りの雑炊がむっちゃおいしかったです。
お茶碗が柿(笑)
途中で乾燥機に入れて20分ほどで出来上がり。
はぁ〜充実した一日でした。
本日の走行距離は50kmほど、念願の最南端までチャリで行けたので達成感もりもりでした。
最高のお天気に恵まれ、台湾滞在2日目であっさりとミッションをコンプリートしてしまいました(笑)この日焼けをなんとかしないと・・・ということで翌日は温泉へ行きますよ。