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京都迎賓館公開とグランドバーガー [京都]

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今までは京都迎賓館は抽選で選ばれた人を対象に年に一度夏に10日程度一般公開されるだけでした。
2016年7月21日(木)から年間を通じて一般公開されることになりましたが、それに先立ってGWに試験公開されました。その時の様子です。






京都迎賓館は日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に平成17年に建設されました。

歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋屋根と数寄屋造りの外観をいかし、築地塀を巡らせた品格のある和風の佇まいを創出しています。建設に当たっては、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)など、数多くの伝統的技能を活用し、京都を代表する伝統技能者の技が生かされています。また、調度品についても西陣織や蒔絵(まきえ)、漆などの伝統的技能を活用した家具を配置しています

内閣府のHPより


京都市民には公園のように馴染みのある京都御苑(御所)、砂利に一本の細い道は自転車が通る道。

鬼門にあたる北東角は築地塀の一角が削られています。

比叡山の麓の日吉山王社の神のお使いのお猿さんが祀られていることから猿が辻と呼ばれています。
烏帽子をかぶったお猿さん、夜な夜な出歩いて悪さをするからとうとう金網に閉じ込められたとのことです(笑)

京都迎賓館の試験公開は2016年4月28日から5月9日までの12日間。まぁジモティですし、29日の7時過ぎに家を出ればと思って行ったら

すでにこの行列(笑)前に100名ぐらい並ばれていました。

9時になりいよいよ整理券配布。全部で7コースあります。まだ第一区分も余裕がありましたが、9時から10時までここでずっと待っているのもだるいので一度家に帰ることに。

11時からの第二区分の入場整理券をゲットして一旦撤退します(笑)

一度家に帰って、出町商店街の岡田商会の串かつでちょっとおやつタイムして京都御苑に向かいます。

さぁいよいよ入場です。

いったん地下のパーキングを経由して、ここでセキュリティーチェック。

地上に出たところでスリッパに履き替えます。樹齢700年の欅の扉を開けるとそこには・・・
生花があるはずなんですが^^;本チャンのゲストじゃないから、今日ははなし^^;
通常は京都生花協会に所属する流派が持ち回りで活けているそうです。
ろうそくの光で暮らしていた頃の明るさをイメージして設計された聚楽の間。ロビー溜まりとして位置づけられる空間です。

京指物の技能を使って組み立てられ有職織のファブリックを用いた安楽椅子。

人間国宝である早川尚古斎の竹細工による花籠


夕映えの間は大臣会合などの会議や立礼式のお茶のおもてなし、いけばなの実演など日本文化の体験などに使われるそうです。

東西の壁面は日本画家、箱崎睦昌の下絵を基に綴織の技法を用いて制作された織物です。(写真は織り糸の見本)
のところは、

東側の作品は京都の東にとびえる比叡山に月が映えている様を描いた「比叡月映」、西側の作品は京都の西にある愛宕山に夕日が沈む様を描いた「愛宕夕照」ことから、この2つの作品名から「夕映えの間」とつけられました。

螺鈿細工の施された鏡台

「藤の間」は洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使われ、京都迎賓館で最も大きな部屋である。
正面の壁画装飾「麗花」が日本画家・鹿見喜陌.の下絵を基にした縦3.1メートル、横16.6メートルにも及ぶ綴織の織物です。描かれているのは39種の日本の草花で、

テーマとなっている藤の花言葉には「歓迎」の意味もあります。
およそ1000種類の染糸を使い、1年7ヶ月をかけて織られた大作です。

ひのきの扉に施されたきりかね、金箔・プラチナ箔を細く切り、ニカワとフノリで貼ってゆく伝統技法で、人間国宝である江里佐代子の作品です。この扉の向こうには舞台があり、日本舞踊・能や琴の演奏などが披露されます。

晩餐会に使われる食器。

建物の設計の2つのコンセプトは「現代和風」と「庭屋一如」庭園と建物が一体になった空間だそうです。

庭園は日本の四季を感じられるように様々な木々が植えられています。


渡り廊下。庭園を囲むように各部屋が配置され、どの部屋からも庭園の風景を楽しむことができます。



渡り終わったところの天井に、トンボとコウロギの焼き杉模様がありました。

池の底に敷き詰められている石は建設中にこの敷地から出土したものを使用し自然の輪廻を表現しています。

平成23年にブータン王国の国王・王妃両陛下がこられた時には舟遊びをされました。

和風の態様である数寄屋造りの行きを集めた和会食棟。

厨房。

和食を提供する「和の晩餐室」桐の間、56畳の広さで最大24名までの会食が可能。
鑑のような光沢のある座卓は長さ12メートル、漆の一枚仕上げは京都の匠の努力の結晶です。
天井板は12メートルある杉の一枚板、節がまったくない奇跡の板は匠 自ら山に入り選定した木を一本まるごと使っています。

その他にもお部屋がありましたが、公開されているんは一部。最後に今後の一般公開に向けてのアンケートを記入して終わりです。

外に出たらすでに本日分の整理券配布は終了となっていました。

京都御苑の中をふらふらと散歩して、おなかへったなぁ〜ということで(笑)

いつも通勤で通って気になってたハンバーガー屋さんに行ってみました。朝しか通らないのでお客さんの入ってるところは見たことなかったけど、実は行列ができるお店でした(笑)

ケチャップやマスタードがプラスチックの小袋だとテンション下がるけど、やっぱりドーンと置いてあるのはいいなぁ。

おぉ〜!期待を裏切らないボリュームです。パテも肉肉しくってむっちゃおいしかったです。また夜にも行ってみたいです。

今回のブログは政府インターネットテレビの動画を参考にしました。
行かれる方はこちらで予習していくと見どころがよくわかりますよ。
(動画は音声が出ます!)


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